2013年1月19日土曜日

ユニットの見た目とその変化

VASSALのモジュールを作成する際に面倒なのがUnitのアイコンをスキャンしなければならないことだ! と思っていた時もありました。

力の入ったモジュールにはたくさんのUnitのiconが含まれたりしていますが、
お気楽モジュール作成の場合はGame Piece Image Definitionsの活用が吉です。

 Game Piece Image Definitions内の[Game Piece Layouts]を右クリック。
Add Game Piece Layoutします。

Game Piece LayoutはUnitのimageの骨格みたいなものです。

Leningradでは
 German
 RedArmy 
 NoSupply
 AirForce
と4つのLayoutを作成しました。

新規Game Piece Layoutでは
適当なNameを付け、Counter Widthを45x45に(これはMapのHexとの関係で調整)
Border Styleは3D(なんでもよいです)
普通のUnitの場合はNATO兵科記号を使用するので、
Symbolを追加。WidthとHeightを設定。45x45だと24x15程度か。
 位置の微調整はAdvanced Optionsをチェックして、
上に寄せたければY Offsetに -5、下に寄せたければY Offset に5とかする。

このLayoutを右クリックしAdd Game Piece Image。
ここで、ドイツ軍装甲擲弾兵連隊で使用するImageを設定してみます。
NameはGePzGrRegとか適当に。
Background ColorはLIGHT GRAYに
先程作成したGame Piece Layoutが表示されているので、これを変更していきます。
Unit SizeはRegiment
1st SymbolはArmored
2nd SymbolはInfantry
SymbolColorは BLACKのまま
(Symbolの)Background ColorはCLEARのまま
Size ColorはBLACKのまま

このimageをベースにして部隊名とか戦力・移動力・登場位置などを
TextLabelで追加していけばUnitが作成できる。

Unitの見た目を変化させる方法にはMaskとLayerがある。

Leningradではドイツ軍ユニットはステップロスがあり、ユニットの裏に
半減した戦力が記載されている。
これを実装するのにLayerを使用した。
ドイツ軍ユニットにLayer traitを追加
名前をDamagedに
Always activeはチェックなし
Underneath when highlighted? チェックなし
Loop though levels? チェックなし
Level follow expression values チェックなし
Active Layer  Damaged
Key CTRL D
Imageで戦力半減したiconを指定

これによりCTRL DでDamaged Layerに切り替わり戦力半減で表示される。

Layer Traitsの順序は
 Basic Pieceの直下とする。
Damaged Layerの下に補給状態・移動状態・除去を設定した
Prototype Germanがくるようにする。

赤軍ユニットは戦力不明状態で登場するので、これはMask traitで実装。
 本来の戦力・所属をBasic Piece直下のText Labelで設定。
この下にMaskを追加。
Mask Command Flip
Keyboard Command CTRL F
Can be masked by Any Plaer
View when masked 設定なし
Name when masked ?
Display styleで戦力不明なiconを設定。
これで登場時には戦力不明。CTRL Fで本来の戦力が表示される。















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